粋な中年を目指したい日記

健康、体形維持、運動、食事、ファッション、お洒落など幅広くジャンルをかまわず…思い立った事を好きなように書き綴って行きます。

哲学者ショーペン・ハウアーと田舎暮らしへの憧れ

f:id:tabicafe:20200426063724j:plain

哲学者ショーペン・ハウアーと
田舎暮らし、原風景のまっただ中の生活への憧れ

管理人は釣りが好きだ。
海、山、湖、釣り堀…様々な場所、シーンで釣りをした。
都会の喧騒を離れて、釣り、農業、山歩き、山菜摘みなど、ゆったりと流れる時間を楽しみたい…憧れるものだ。

「将来何処に住みたいか」って問われたら、静岡県の焼津あたりに住みたい。
海は、御前崎駿河湾遠州灘
川は、大井川、安倍川、藁科川
山は、南アルプス
クルマで1時間圏内に日本を代表するような大きな自然がある場所だ…管理人の本拠地、千葉から近い焼津という事なのだろう。

…「事なのだろう」と自分の考えに対して他人の事を言うような表現にしたのは、現実感がないからだ。

管理人は、一人が平気である。…平気であるという表現は飾りすぎか… ”一人でも寂しくないように出来る方法を身に着けた” と言うべきだろう。

 

ここから本日の表題…
「哲学者ショーペン・ハウアーと
田舎暮らし、原風景のまっただ中の生活への憧れ」を解説しよう

 

19世紀、ドイツの哲学者、アルトゥル・ショーペンハウアーが著書『幸福について 人生論』で語っている興味深い一節を紹介しよう。

「幸福がそもそも人間にとっての一大迷妄である」
最初のページの最初から、幸福がそもそも人間にとっての一大迷妄であるというように ”幸福自体は無い” と言いきっている…そこにしびれる。…幸福は無いけど、あえて幸福になろうとするならば ”まあ書いてやるか” と書かれている本だ。

また…
「くだらぬ人間は皆、気の毒なくらいに社交好きだ」
…とも書いており、社交的な人をショーペンハウアーは、ボロクソに言っている。…バカは集まりたがるみたいな…(笑)…精神的に豊かで自分で豊かさを作って行ける人は、社交とかはゴミだみたいな…そう言いきっている。

 
これで終わったらただの偏屈おやじだ…最後に付け加えよう…
「種々の財宝のうちで最も直接的に我々を幸福にしてくれるのは、心の朗らかさである。人柄は運命に隷属したものでなく、したがって我々の手から奪い取られる事がない。」…(『幸福について 人生論』より)

 

つまり管理人が言いたいのは…

ここまで達観した考えが持てなければ、むやみに ”田舎暮らし” などするものではない。…前の文章で…「管理人の本拠地、千葉から近い焼津という事なのだろう。」…の ”事なのだろう” にこだわったのは、管理人と言えどもショーハウアーの言う所の…「 ”ものに執着し、群れたがる”」 人間なのだ。

結論を言おう…田舎暮らしは、孤独を愛せる究極の境地に達した人間のみ行えることだ…安易に考えるものではない。

 

参考まで…。
ショーペンハウアー著『幸福について 人生論』

 

 

当ブログお奨め記事

www.tabi.cafe