監督・脚本： 宮藤官九郎
主演 宮崎あおい 佐藤浩市
映画「少年メリケンサック」（2009年2月公開）
この映画は面白かった…一つ一つの場面場面を独立させて、途中途中切取って、前後の脈略なく見ても面白い…映画の初めから終わりまで全編、全シーン予告編的な面白さ、飽きさせない。
かんな役の「宮崎あおい」が、秋夫役の汚く下品で粗暴な中年オヤジ「佐藤浩市」になじられ、蹴られ、いじめぬかれる。…管理人が歴代邦画BEST10を決める選考委員になったら…間違いなく高得点を入れるだろう。
NHK大河ドラマ「篤姫」での宮崎あおいの、清廉で気高い篤姫役の印象が強く残っている管理人には、大変なギャップに驚かされた。…そんな中でもダメ中年のパンクバンド「少年メリケンサック」がツアーをこなすごとに復活し成長をとげるストーリーは感動もの。
そろそろ本題の美人を語ろう
映画の中で粗暴な中年オヤジの佐藤浩市に、いじめにいじめ抜かれている、細身で華奢な宮崎あおいを見て…「なんてこの子、けな気なんだろう」と大半の男は思うのだ。
美人を見るといじめたくなる…これは管理人だけじゃないだろう…意地悪ではなく…いじめたくなるのだ。
悪気の無いふとした発言に敏感に反応されて困った事が男なら誰でもあるだろう…だが美人は軽く受け流せるのだ。…”いじられ上手” とでも言うのか、いかにも突いて欲しいような、わかりやすい隙を見せる…バカな男はそこに引っかかってしまうのだ。…美人の思うつぼ。（管理人はそこを心得ており、引っかかったふりをして楽しむ…笑）
頭の良い女、仕事ができる事をひけらかす女は嫌われるが、…仕事ができるにも関わらず…少し間抜けで、忘れっぽいようなところがある女は可愛い。…美人はそこを心得ている。
皆んさんの身近な回りや、職場などにも目を向けてみて…そんな賢い美人がいたら…そんな美人に出会えたら、貴方は幸せ者だ。
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ストーリー
レコード会社の新人発掘担当として働くかんな（宮崎あおい）はある日、ネットで絶賛されているパンクバンド「少年メリケンサック」を偶然発見、スカウトのためにメンバーを訪ねる。ところが「少年メリケンサック」は25年前に既に解散しており、当時のメンバーは秋夫（佐藤浩市）をはじめ、現在は人生の落伍者の典型のようなオヤジばかり。 一方少年メリケンサックのネット上での人気は高まるばかりでライブツアーも決まってしまう。かんなはダメ人間ばかりのバンドを復活させるべくマネージャーとして奮闘することになる。
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